長時間露光対応冷却CMOSカメラ FL26BW
製品詳細
概要
FL 26BWは、最新の裏面照射型CMOS検出器を搭載し、高度な冷却シーリング技術と画像ノイズ低減技術を組み合わせたモノクロCMOSカメラです。
超長時間露光でディープ冷却CCDレベルのパフォーマンスを実現しながら、視野 (1.8 インチ)、速度、ダイナミックレンジ、その他のパフォーマンス面で一般的なCCDを総合的に上回ります。
長時間露光用途で冷却CCDを完全に置き換えることができ、高度な顕微イメージングや産業検査用にも幅広く使用できます。
■ 長時間露光撮影
FL 26BWは暗電流がわずか 0.0005 e-/p/s と低く、チップ冷却温度は -25℃ まで下げることができます。30分もの長時間露光中でも、その画像性能(S/N比)は一般的なディープ冷却CCDよりも優れています。
■ 定量性能力の向上
FL 26BWは、優れたグレア抑制機能を備えた最新の裏面照射型チップと高度な画像ノイズ低減処理技術を統合しています。この組み合わせにより、コーナーグレアや不良ピクセルなどの悪影響要因が効果的に排除され、均一な画像バックグラウンドが確保されるため、定量分析アプリケーションにより適しています。
■ 最新のCMOS技術
FL 26BWは、新世代裏面照射型CMOS 検出器を採用しており、CCDカメラに匹敵する長時間露光性能を発揮します。ピーク量子効率は最大 92%、読み出しノイズは 0.9 e- と低く、低光量イメージング能力はCCDを上回り、ダイナミック レンジは従来のCCDカメラの4倍以上です。
特長
・画素数 : 6244×4168
・素子サイズ : 3.76 × 3.76 μm
・16bitモノクロ
・読出しノイズ : 2.7e–@gain 0
・空冷
・コンパクト
■ 用途
・化学発光イメージング
・蛍光イメージング
・バイオチップ
・dPCR
仕様
■ 仕様
Mode FL 26BW
Color/Mono Mono
Effective area 23.4 × 15.6 mm
Pixel Size 3.76 × 3.76 µm
Resolution 6244 × 4168
Peak QE 92 % @ 530 nm
Dark Current < 0.0005 e-/p/s
Bit Depth 16 bit
Full well capacity 50 ke- @ Gain 0
15 ke- @ Gain 1
7.8 ke- @ Gain 2
3 ke- @ Gain 3
Readout noise 2.7 @ Gain 0
1.0 @ Gain 1
0.95 @ Gain 2
0.85 @ Gain 3
Frame Rate 6.5 fps
Shutter Mode Rolling
Exposure Time 34 µs ~ 60 min
ROI Support
Binning 2 x 2, 3 x 3, 4 x 4, 5 x 5, 6 x 6, 8 x 8, 16 x 16
Cooling Method Air
Cooling Temperature Cooled to -25 °C @ ambient temperature (22 °C)
Trigger Mode Hardware, Software
Output Trigger Signals Exposure start, Global, Readout end, High level, Low level
Trigger Interface Hirose
SDK C, C++, C#
Data Interface USB 3.0
Optical Interface M42, Customizable
Dimensions 85 x 85 x 97 mm
Camera Weight 945 g
Operating System Windows / Linux
メーカーホームページへのリンク
https://www.tucsen.com/fl-26bw-product/
各資料
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