製品情報
高繰り返しNIR-MIR波長可変DPSSレーザー NT270シリーズ
製品詳細
概要
NT270シリーズは励起用のLD励起固体Q-スイッチレーザーと光パラメトリック発振器(OPO)が1つの筐体にまとめられた、近赤外 ~ 中赤外の出力に特化したkHz波長可変レーザーです。
繰り返し周波数が1kHzであるため、短時間でのデータ取得を可能にするため、近赤外から中赤外域の様々な分光測定に最適なレーザーです。
■パフォーマンス
特長
・波長可変域:2500 – 4475 nm
・線幅:< 10 cm-1
・パルス幅:< 7 ns
・繰り返し周波数:1 kHz
・制御:PC or キーパッド
仕様
■ NT270シリーズ仕様
主な仕様 1) | NT277 | |
---|---|---|
OPO | ||
波長範囲 2) | Idler | 2500 - 4475 nm |
パルスエネルギー 3) | Idler | 80 μJ @ 3000 nm |
パルス幅 4) | 5 - 7 ns | |
繰り返し周波数 | 1000 Hz | |
線幅 5) | < 10 cm-1 | |
波長調整分解能 6) | Idler | 1 cm-1 |
偏光 | 垂直 | |
ビーム径(typical)7) 8) | 4 mm | |
励起レーザー | ||
励起波長 | 1064 nm | |
励起パルスエネルギー(typical)9) | 1.9 mJ | |
パルス幅 10) | < 10 ns | |
ビームパターン | ガウシアンフィット > 90% | |
パルスエネルギー安定性(標準偏差) | < 0.5 % | |
物理的特性 | ||
ユニットサイズ(幅 x 長さ x 高さ) | 305 x 701 x 270 mm | |
電源サイズ(幅 x 長さ x 高さ) | 449 x 376 x 140 mm | |
アンビリカルケーブル | 2.5 m | |
使用要求 | ||
冷却 | チラー(組み込み) | |
室温 | 18 - 27 ℃ | |
相対湿度 | 20 -80 %(結露しないこと) | |
電源 | 100 - 240 VAC、単相、50 / 60 Hz | |
消費電力 | < 0.5 kW | |
クリーンルームクラス | クラス9以上 |
*2 : 波長調整可能範囲。12μmまで調整可能なカスタムIRオプションについてはお問い合わせください。
*3 : 他の波長でのtypicalな出力値はチューニングカーブをご参照ください。
*4 : 立ち上がり1nsのフォトディテクターと帯域周波数300MHzのオシロスコープを使って測定したFWHMです。
*5 : 2500 – 4475 nmの調整範囲で高エネルギー10 – 150 cm-1オプションが可能です。このオプションと同時に狭線幅(10 cm-1)使用モードは使用できません。
*6 : PCから手動入力する場合。キーパッドから波長を制御する場合の波長調整分解能は1nmです。
*7 : 「パルスエネルギー」の仕様欄で指定された波長での測定値です。
*8 : 1/e2レベルで測定した値です。ただし励起パルスエネルギーに依存して変わります。
*9 : 励起レーザーのパルスエネルギーは最高のOPO性能を得る為に最適化されます。実際の励起レーザーは製造する各ユニットによって異なる場合がございます。
*10 :立ち上がり1nsのフォトディテクターと帯域周波数300MHzのオシロスコープを使って測定したFWHMです。
各資料
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03-6659-7541
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