製品情報
高エネルギーピコ秒Nd:YAGレーザー PL2250シリーズ
製品詳細
概要
PL2250シリーズは、オシレーター、再生増幅器にLD励起、最終増幅段のマルチパスにフラッシュランプ励起を採用した高エネルギーピコ秒レーザーです。再生増幅器、マルチパス増幅によりビームプロファイルや波面のゆがみを抑えながら、最大100 mJの出力エネルギーが得られます。
オプションとして高調波発生、ストリークカメラ用低ジッタートリガー(< 10 ps、標準の内部トリガのジッターは< 50 ps)もあり、様々な要求がある研究用途に最適なレーザーです。
■ ビームピロファイル
特長
・最大パルスエネルギー:100 mJ @ 1064nm
・パルス幅:29 ± 5 ps
・繰り返し周波数:10 or 20 Hz
・ストリークカメラ用低ジッター(10 ps以下)トリガ信号(オプション)
・高調波発生(オプション)
仕様
■ PL2250シリーズ仕様
主な仕様 1) | PL2251A | PL2251B | PL2251C | |
---|---|---|---|---|
出力エネルギー | @ 1064 nm | 50 mJ | 80 mJ 2) | 100 mJ |
@ 532 nm 3) | 25 mJ | 40 mJ | 50 mJ | |
@ 355 nm 4) | 15 mJ | 24 mJ | 30 mJ | |
@ 266 nm 5) | 7 mJ | 10 mJ | 12 mJ | |
@ 213 nm 6) | メーカー問い合わせ | |||
出力エネルギー安定性(標準偏差) 7) | @ 1064 nm | < 0.8 % | ||
@ 532 nm | < 1.0 % | |||
@ 355 nm | < 1.1 % | |||
@ 266 nm | < 1.2 % | |||
パルス幅(FWHM) 8) | 29 ± 5 ps | |||
パルス幅安定性 9) | ± 1.0 ps | |||
繰り返し周波数 | 20 or 10 Hz | 10 Hz | ||
偏光 | 直線、垂直、99%以上 | |||
Pre-pluseコントラスト比 | > 200:1 | |||
ジッター | 内部トリガ 10) | < 50 ps(標準偏差、TRIG1 OUTに関して) | ||
外部トリガ | ~ 3 ns(標準偏差、SYNC IN信号に関して) | |||
TRIG1 OUT信号ディレイ 11) | - 500 ... 50 ns | |||
ビーム広がり角 12) | < 0.5 mrad | |||
ビーム位置安定性(RMS) 13) | ≤ 20 μrad | |||
ビーム径 14) | ~ 8 mm | ~ 10 mm | ~ 12 mm | |
ウォームアップ時間(typical) | 30 分 | |||
物理的特性 | ||||
レーザーヘッドサイズ(幅 x 長さ x 高さ) | 456 x 1233 x 249 mm ± 3mm(PL2251A, Bの高調波オプション付き、PL2251C) 456 x 1031 x 249 mm ± 3mm(PL2251A, B) |
|||
電源サイズ | 550 x 600 x 500 mm ± 3 mm(19インチラック規格、MR-9) | |||
アンビリカルケーブル | 2.5 m | |||
使用要求 | ||||
外部冷却水 | 水冷、水温20℃以下、8L / 分、水圧 2 bar | |||
室温 | 22 ± 2 ℃ | |||
相対湿度 | 20 - 80 %(結露しないこと) | |||
電源 | 200 - 240 VAC、単相、16 A、50 / 60 Hz | |||
消費電力(繰り返し周波数 10 Hzの場合) | < 1.5 kVA | < 2.5 kVA |
*2:PL2251B-20の出力エネルギーは70mJ@1064nmです。その他の波長の出力エネルギーはメーカーへの問い合わせになります。
*3:-SHオプション。他の波長の同時出力はできません。
*4:-THオプション。他の波長の同時出力はできません。
*5:-FHオプション。他の波長の同時出力はできません。
*6:-FiHオプションはカスタムになります。
*7:パルスからの平均化 (30秒間)。
*8:オプションとして20 – 90 psのパルス幅の指定も可能です。その場合出力はここで示したものと変わる可能性がございます。
*9:周囲の温度変化が±1℃以内で1時間測定。
*10:ジッターが10 ps以下のPRETRIGはオプションになります。
*11:TRG1 OUTは可変範囲内を0.25nsステップで調整できます。
*12:1/e2の位置で測定 (1064 nm)。
*13:far-fieldでのビームの中心位置の変動で評価。
*14:1/e2の位置で測定 (1064 nm)。
各資料
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