製品情報
高エネルギーOPCPA波長可変フェムト秒レーザー UltraFlux HE
製品詳細
分野
- イメージング
- バイオ・ライフサイエンス
- その他
メーカー
EKSPLA（リトアニア）
正規代理店概要
UltraFlux HEシリーズは、オリジナルがハンガリーの研究機関ELI-ALPS様向けに開発されたテーブルトップ動作のOPCPAベースのTWフェムト秒レーザーです。
本レーザーは1つのシード光源からOPCPAおよびピコ秒励起レーザーにシード光を供給しているため、複雑なシステムがなくても同期がとれるシステムになっています。
シグナル光において最大800mJ @ 5Hzの出力が得られ、高調波の発生も可能です。
SFGやフェムト秒ポンプ–プローブなどの分光用途、プラズマ中の粒子加速などに使用可能です。
■ パフォーマンス
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| UltraFlux FT310のビームプロファイル(near-field) (typical) | UltraFlux FT10010のビームプロファイル(near-field) (typical) | UltraFlux FF8805のビームプロファイル(near-field) (typical) | UltraFlux FT10010のコントラスト比 (typical) |
特長
・出力エネルギー：800 mJ @ 5 Hz
・繰り返し周波数：100 Hz
・パルス幅：40 ± 20 fs
・出力エネルギー安定性：< 1 %
・長時間平均出力安定性：< 1.5 % RMS（8時間）
仕様
■ 仕様：UltraFlux HEシリーズ
| 主な仕様 1) | UltraFlux FT310 | UltraFlux FT10010 | UltraFlux FF50100-F10 | UltraFlux FF8005 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 出力エネルギー | Signal (@840 nm) | 3 mJ | 100 mJ | 50 mJ | 800 mJ |
| SH 2) (@420 nm) | 0.6 mJ | 3.5 mJ 3) | 3.5 mJ 3) | 3.5 mJ 3) | |
| TH 2) (@280 nm) | 150 μJ | 1.2 mJ 3) | 1.2 mJ 3) | 1.2 mJ 3) | |
| FH 2) (@210 nm) | 30 μJ | 300 μJ 3) | 300 μJ 3) | 300 μJ 3) | |
| 繰り返し周波数 | 10 Hz | 100 Hz | 5 Hz | ||
| 波長可変範囲 | Signal | 750 ～ 960 nm | 840 nm | ||
| SH 2) | 375 ～ 480 nm | 420 nm | |||
| TH 2) | 250 ～ 320 nm | 280 nm | |||
| FH 2) | 210 ～ 230 nm | 210 nm | |||
| スキャンステップ | Signal | 5 nm | - | ||
| SH 2) | 5 nm | - | |||
| TH 2) | 3 nm | - | |||
| FH 2) | 1 nm | - | |||
| パルス幅 4) 5) | 40 ± 20 fs | ≤ 10 fs | 40 ± 20 fs | ||
| パルスエネルギー安定性 6) | ≤ 1.5 % | ≤ 1 % | ≤ 1.5 % | ||
| 長時間出力ドリフト 7) | ± 1.5 % | ||||
| ビーム空間プロファイル | スーパーガウシアン 8) | ||||
| ビーム径 9) | ～ 5 mm | ～ 30 mm | ～ 80 mm | ～ 70 mm | |
| ビーム位置安定性 10) | ≤ 30 μrad | ||||
| コントラスト比 11) | APEC（±50ps内） | 1010 : 1 | |||
| Pre-pulse（≤ 50 ps） | 108 : 1 | ||||
| Post-Pulse（> 50 ps） | 108 : 1 | ||||
| ジッター12) | Trig out | ≤ 100 ps | |||
| Pre-Trig out | ≤ 50 ps | ||||
| PLLオプション付 | ≤ 2 ps | ||||
| 偏光 | 直線 | ||||
| 物理的特性 13) | |||||
| レーザーヘッド（幅 x 長さ x 高さ:mm） | 900 x 1500 x 300 | 1200 x 2000 x 300 | 1200 x 3600 x 500 | 1500 x 2000 x 500, 2pc 1200 x 2500 x 500 |
|
| 電源（幅 x 長さ x 高さ:mm） | 553 x 600 x 850 | 553 x 600 x 1200 | 553 x 600 x 1200 553 x 600 x 500 | 553 x 600 x 1800, 2 pc 553 x 600 x 500 |
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| アンビリカルケーブル 14) | 5 m | 2.5 m | 5 m | ||
| 使用要求 15) | |||||
| 電源 | 200 - 240 VAC、単相、47 - 63 Hz | 208/380/400 V、三相、50/60 Hz 16) | |||
| 消費電力 17) | ≤ 1 kVA | ≤ 3.5 kVA | ≤ 6 kVA | ≤ 11 kVA | |
| 冷却水 | 3 L / 分、2 bar、< 20 ℃ | 6 L / 分、2 bar、< 20 ℃ | 10 L / 分、2 bar、< 20 ℃ | 14 L / 分、2 bar、< 15 ℃ | |
| 室温（周囲の温度） | 22 ± 2 ℃ | ||||
| 保管場所 | 15 - 35 ℃ | ||||
| 相対湿度（結露しないこと） | ≤ 80 % | ||||
| クリーンルームクラス | ISO クラス 7 以上 | ||||
「typical」とマークされたパラメータは仕様ではありません。
2)： 高調波発振はオプションです。また同時の出力はできません。
3)： 光学部品保護のため最大励起エネルギー10mJ @ 840nm。
4)： 標準のパルス幅は波長によって変わります。最短のパルス幅は840nm付近です。
5)： ”F10”オプションによりパルス幅≤10fs。ただし波長は固定です。
6)： 安定した環境下で平均出力エネルギーを正規化した値（RMS、60秒の平均化）。
7)： 周囲環境の温度変化が±2℃以内の時のウォームアップ後8時間測定した値。
8)： near-fieldで6－11次のスーパーガウシアン空間モード。
9)： ビーム径はガウシアンの場合シグナル光の1/e2の位置で、スーパーガウシアンの場合FWHMの位置で測定。
10)： 集光素子を使用して集光面でのビームの中心位置の動きで評価（RMS、60秒の平均化）。
11)： 詳細はメーカーのカタログをご参照ください。
12)： Trig out : 3.5V @ 50 Ω、Pre-Trig out : 1 V @ 50 Ω、PLL option : 1 V @ 50 Ω
13)： システムサイズは仮のもので、お客様のレイアウトやオプションに依存します。
14)： ご要望によりフラッシュランプ励起の場合は10m、LD励起の場合は5mまで延長できます。
15)： 詳細はメーカーのカタログをご参照ください。
16)： 電圧の変動の許容範囲は通常の値から-15% ～ +10%以内です。
17)： 詳細はメーカーのカタログをご参照ください。
各資料
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03-6659-7541
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